奈良県立図書情報館【公式】

ピンチはチャンス!図書館の中で待っているだけではいられない! 「誰か」と「誰か」、「何…

奈良県立図書情報館【公式】

ピンチはチャンス!図書館の中で待っているだけではいられない! 「誰か」と「誰か」、「何か」と「誰か」が出会って化学反応を起こす場を目指して、司書がカウンターを飛び出す。「館」という空間にとらわれず、たくさんの人と、つながりたい!ともに学びたい!奈良県立図書情報館の挑戦がはじまる。

マガジン

  • 図書館員の気になる一冊

    奈良県立図書情報館に所蔵されている本の中から、図書館員が気になる1冊を紹介します。 (こちらの記事は、奈良県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA -奈良県立図書情報館通信」に掲載されている「図書館員の気になる一冊」を転載しております。)

  • 図書展示情報

    展示の日程について載せています。 展示の詳細や様子は、各SNSにて随時更新していますので、そちらもご覧ください!

  • 本棚を旅する

    図書館を旅するための旅のしおりを集めました。記事を片手に、ぜひ本棚を旅してみませんか?

  • 展示アーカイブ

    奈良県立図書情報館で行われる図書・資料展示に関連する記事になります。

  • note de 災害防災文庫

    災害防災についての情報や、お薦めの本を紹介しています。

記事一覧

申込受付中!11/25(土)開催!
【火星の読書会 2023~若い読者のための昭和入門】
誠光社の堀部篤史さんによる企画第2回、今回は向田邦子『父の詫び状』などを取り上げながら、昭和の日本の姿をなぞります。お申込、詳細は→https://www.library.pref.nara.jp/event/4216

申込受付中!【10/29開催】「フェルナンド・ペソアと異名者」
朗読と音楽、トークをとおしてペソアの世界を体感するイベントです!朗読はポルトガル語(日本語字幕付)!生でポルトガル語を聞く機会はなかなかないのでは!?お申込は→https://www.library.pref.nara.jp/event/4199

10月の図書展示情報

展示の詳細や様子は、各SNSにて随時更新していますので、そちらもご覧ください! https://www.library.pref.nara.jp/links/05 10月1日時点フェルナンド・ペソア生誕135年…

Nの廻廊 : ある友をめぐるきれぎれの回想【#図書館員の気になる一冊】

 本書を知った際には、その取り合わせに「へっ???」となりました。昭和戦時期を中心とする地道で重厚なノンフィクションを、冷静な筆致で記していく著者。一方、学生運…

開催中!図書企画展「ペソアの歩き方」
ポルトガルの国民的詩人ペソア。実名での詩作のほか、自分とは異なる人格、外見、文体をもつ「異名者」を生み出し、作品を書き分けました。ペソアを紹介するパネル、本を展示しています!企画展最終日の10/29には関連イベントも!

音楽の未明からの思考 : ミュージッキングを超えて【#図書館員の気になる一冊】

 本書は音楽の力とは何かという問いについて、“ミュージッキング”という言葉を用い執筆されています。“ミュージッキング”とは音楽を動詞としてとらえた言葉で、ジャン…

申込受付中!11/25(土)開催!
【火星の読書会 2023~若い読者のための昭和入門】
誠光社の堀部篤史さんによる企画第2回、今回は向田邦子『父の詫び状』などを取り上げながら、昭和の日本の姿をなぞります。お申込、詳細は→https://www.library.pref.nara.jp/event/4216

申込受付中!【10/29開催】「フェルナンド・ペソアと異名者」
朗読と音楽、トークをとおしてペソアの世界を体感するイベントです!朗読はポルトガル語(日本語字幕付)!生でポルトガル語を聞く機会はなかなかないのでは!?お申込は→https://www.library.pref.nara.jp/event/4199

10月の図書展示情報

10月の図書展示情報

展示の詳細や様子は、各SNSにて随時更新していますので、そちらもご覧ください!

https://www.library.pref.nara.jp/links/05

10月1日時点フェルナンド・ペソア生誕135年/日本・ポルトガル交流480周年記念
図書企画展 「ペソアの歩き方 ポルトガルに接近!2」
9月30日(土)~10月29日(日) 

空への憧れ 7/1(土)~10/29(日)
#奈良

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Nの廻廊 : ある友をめぐるきれぎれの回想【#図書館員の気になる一冊】

Nの廻廊 : ある友をめぐるきれぎれの回想【#図書館員の気になる一冊】

 本書を知った際には、その取り合わせに「へっ???」となりました。昭和戦時期を中心とする地道で重厚なノンフィクションを、冷静な筆致で記していく著者。一方、学生運動のリーダーから経済学者を経て、けれん味のある保守派在野言論人へと転じた西部邁。それぞれの著作には、そこそこ親しんできたつもりでしたが、あまり接点があるようには見えなかったからです。
 ふたりが出会ったのは、中学生のころとか。著者の自伝『風

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開催中!図書企画展「ペソアの歩き方」
ポルトガルの国民的詩人ペソア。実名での詩作のほか、自分とは異なる人格、外見、文体をもつ「異名者」を生み出し、作品を書き分けました。ペソアを紹介するパネル、本を展示しています!企画展最終日の10/29には関連イベントも!

音楽の未明からの思考 : ミュージッキングを超えて【#図書館員の気になる一冊】

音楽の未明からの思考 : ミュージッキングを超えて【#図書館員の気になる一冊】

 本書は音楽の力とは何かという問いについて、“ミュージッキング”という言葉を用い執筆されています。“ミュージッキング”とは音楽を動詞としてとらえた言葉で、ジャンルや地域を重視した「音楽」を語るのではなく、人々の営みに溶け込む音楽やダンスの全体性をとらえることを意味します。
 例えば第4章では「歌」を取り上げ、歌うことで社会に参加する方法を分析しています。私自身の経験に照らし合わせると、学生時代の合

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