奈良県立図書情報館【公式】
奈良県立図書情報館に所蔵されている本の中から、図書館員が気になる1冊を紹介します。 (こちらの記事は、奈良県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA -奈良県立図書情報館通信」に掲載されている「図書館員の気になる一冊」を転載しております。)
展示の日程について載せています。 展示の詳細や様子は、各SNSにて随時更新していますので、そちらもご覧ください!
奈良県立図書情報館で行われる図書・資料展示に関連する記事になります。
ドイツ・ライプツィヒブックフェアで発表される「世界で最も美しい本コンクール」受賞図書とともに、日本をはじめ各国コンクールの受賞図書を展示する図書企画展のマガジンです。
図書館を旅するための旅のしおりを集めました。記事を片手に、ぜひ本棚を旅してみませんか?
図書展示「サイードとパレスチナ 没後20年を経て」をおこなっています。サイードの著作、オリエンタリズムやポストコロニアリズムに関する資料をはじめ、いま起きていること、パレスチナを知る資料も集めました。6/27まで。
本日スタート!【世界のブックデザイン2022-23】6月1日(土)~7月30日(火) 「世界で最も美しい本2023コンクール」、各国の造本、装丁のコンクール受賞図書約150点を展示。国内では印刷博物館と当館のみの開催!お待ちしています!https://www.library.pref.nara.jp/gallery/4370
日本の統治40周年を記念し、1935年に台北で開催された「台湾博覧会」。文具店や書店、菓子店、旅館など、様々な企業・商店がオリジナルのスタンプを作成し大いに盛り上がったという。スタンプだけではなく、スタンプを作成した各企業・商店について著者・陳柔縉(ちんじゅうしん)氏が丹念に調査、写真も交えて紹介されることによって当時の街の様子や世相が浮かび上がるようである。 加えて、台湾におけるスタンプの歴史、収録された309ものスタンプを蒐集した人物“楊雲源(よううんげん)”の人生に
1995年にシカゴを襲った熱波は、貧困や暴力の問題を抱えた地域で多くの死者を出しました。そのなかで少ない被害に留まった地区の存在を知った著者は、その理由を探るために現地を訪れます。そこで目にしたのは、整備された公園や活気ある商店で住民が交流する姿でした。 公共空間で培われた人間関係が災害時に人々の孤立を防いだことから、命を守るコミュニティを構築・維持するには、「社会的インフラ」、すなわち「集まる場所」が必要であることに著者は気づきます。そして、これが日常生活においても人々