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図書館員の気になる一冊

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奈良県立図書情報館に所蔵されている本の中から、図書館員が気になる1冊を紹介します。 (こちらの記事は、奈良県立図書情報館メールマガジン「Lib Info NARA -奈良県立図書…
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明朝体の教室:日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか【#図書館員の気になる一冊】

 街で見かけるチラシやポスターには色々な文字が躍っており、使われている書体も様々です。本の表紙などにも様々な書体を見かけますが、本文には同じような書体が使われているように感じる方が多いのではないでしょうか。実際、本や新聞などの本文に最も利用されているのが、この本で取り上げられている明朝体という書体です。明朝体は明の時代に用いられるようになった印刷用の書体であり、縦線が太く横線が細いのが特徴となっています。  日本語の文章は、漢字・ひらがな・カタカナ・アルファベットの四種類の文