ポテトチップスと日本人:人生に寄り添う国民食の誕生【#図書館員の気になる一冊】
ポテトチップスを食べたことがない人は少ないのではないでしょうか。定番の塩味やコンソメ味から、チョコレートがかかって甘さと塩味の両方を楽しめるものなど、様々な味のバリエーションがあります。サブタイトルにもあるように、“国民食”と言っても過言ではないほど、日本ではポピュラーな食べ物だと思います。本書は、そんなポテトチップスの誕生から、いかに日本国民に受け入れられ、現在の地位を得るまでになったのかを、当時の資料やメーカーへのインタビューなどを織り交ぜながら丁寧に紐解いています。