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note de 災害防災文庫 vol.2

4月プチ展示「わが家の防災準備」

新しい年度がスタートしました。
春になると、新生活にあわせて生活用品を一新される方も多いと思います。そんなタイミングにご自宅の防災対策も見直してみてはいかがですか。

お家で備蓄されている防災用保存水・食料の賞味期限は切れていませんか?
懐中電灯、携帯ラジオ、毛布はいざというとき使用できる状態でしょうか?
巨大災害の時代といわれる現在(いま)、自分や家族の命を守るため、しっかりした準備が大切だということは、おそらく誰もがわかっていることだと思います。

奈良県は災害が少ないというイメージを持たれている方もおられるかもしれません。けれども、歴史をみると数多くの大規模災害がありました。
大型台風による水害や土砂災害、奈良盆地東縁断層や南海トラフの巨大地震などが懸念され、いつ被害に見舞われてもおかしくないのです。

ぜひ一度、家族チーム一丸となって防災対策を見直しませんか。

図書情報館の災害防災文庫には、災害の専門家や体験者たちが考えぬいた
お薦めの本がたくさんあります。すでに準備されている方も、そうでない方も、本を参考にしてご家庭や職場で話し合い、明日来るかもしれない大難に備えましょう。


4月プチ展示「わが家の防災準備」開催中


展示にはこのような本があります!


『防災イツモマニュアル』
防災イツモプロジェクト編, 寄藤文平絵 ポプラ社 2020.8発行

コロナ禍での災害避難所は、クラスターが起こる危険な場所ともなります。そのため、近年では在宅避難・テント避難・車中避難などに避難先を分散させてリスクを減らせる、「分散避難」が注目されているといいます。本書では在宅避難のための備えを中心に、家の安全対策、サバイバル時の生活アイデアを教えてくれます。


『シニアのための防災手帖』
三平洵監修 , 講談社 2019.5発行

災害避難で最も危険となる60歳以上のシニア世代。災害発生時の建物崩壊や火事、水害等の直接被害もさることながら、その後の被災生活の中で命を落とす災害関連死が非常に多いそうです。大切なのは「生き続ける」ための防災。シニア世代だけでなく、まわりでサポートされているご家族や専門職の方々にも読んでいただきたい一冊です。


『レスキューナースが教えるプチプラ防災』
辻直美著 , 扶桑社 2019.12発行

阪神・淡路大震災を被災し、レスキューナースとなった著者が教えてくれる防災術は「必要以上にお金をかけずに、日常生活に取り入れること」。彼女の防災術効果は、2019年大阪北部地震の時、被災した自宅の写真で一目瞭然!同じマンションの隣宅と比べて被害が格段に少なく、すぐに平常の生活を取り戻したとか。生活に根ざしたアイデアがいっぱい詰まった本です。


まだまだ関連本がたくさんあります!どうぞご活用ください。


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みんなにも読んでほしいですか?

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