本棚を旅する
本棚を旅する
例えば、どこか見知らぬ土地に行くとき。
例えば、近所をお散歩するとき。
行き先や目的に関わらず、旅先で思わぬ出会いをしたことはありませんか?
いつの間にか近所にできていた新しいお店を見つけたり、行く予定ではなかったけれど心惹かれて思わず寄り道してしまったり。そんな不意の出会いが、実は旅の醍醐味だったりする人もいるのではないでしょうか。
では、図書館を利用するときはどうでしょう?
本は毎年6万冊以上出版されています。1日180冊と考えると、どれだけ膨大な数なのか、なんとなく想像がつくでしょうか。
果てしない本の世界。そこには、普段なかなか目にすることのない、もしくは目にしていても気に留めることのない本がたくさんあります。逆に言えば、本の世界にはたくさんの出会いが眠っているのです。
そこで今回は図書館を旅するための、旅のしおりをご用意しました。
どんな本が待っているのか、一緒に書棚を見てみましょう!
今回の旅先は「5」
と、いうわけで、今回旅をするのはこのあたり。
到着してまず目についたのがこの1冊。
『超絶景宇宙写真』(請求記号:538.9-テラカ)
次の出会いを求め、くるりと振り返ってみると……。
『白もの特殊紙・包装用紙サンプルBOOK』(請求記号:585.51-テサイ)
さらに棚から棚へ、移動してみると……。
『世界の広場への旅』(請求記号:518.85-アシカ)
5:技術
今回旅先に選んだのは分類が「5」の本の棚でした。本のタイトルのあと、請求記号と書かれているものが、本を分類した番号になります。
この「5」は「技術」に関する本が分類されています。確かに、今回紹介した本はどれも技術の結晶のようなものばかり。他にもたくさんの「技術」に関する本が並んでいるので、ぜひ旅のしおりを片手に、本棚をのぞいてもらえたらと思います。
そしてコメントでぜひ、みなさんが本棚で出会った素敵な1冊を教えてください。
それではまた、次の旅先でお会いしましょう。