本棚を旅する #5
旅も折り返し
今まで4つの旅先を訪れてきましたが、いかがでしたでしょうか?
多くの図書館では日本十進分類法に基づき、図書を大きく10の区分に分けています。
つまり、今回の旅でこの企画も5回目。いよいよ折り返しです。
これまで訪れた旅先は、普段あまり図書館に行かない方にはもちろん、よく行く方の中にも、見慣れない旅先ばかりだったという方もおられるかもしれません。
そして今回の旅先は、さらに見慣れない方が多いかも……?
一体どんな本たちが待っているのか、この記事という名の旅のしおりを片手に、さっそく向かってみましょう!
いざ本棚へ
旅先は3階カウンターから当館がブリッジと呼んでいる通路を抜けた先。
隣には最初に旅した「5」の棚があります。
行ってみると、本棚の見出しには「数学」「物理学」といった、難しそうな単語がちらほら。
その中でも単語の難しげな雰囲気に反して、ゆる~い雰囲気を醸し出している本の姿が。
『「ネコひねり問題」を超一流の科学者たちが全力で考えてみた』(請求記号:404-クハク)
さらに棚から棚へ移動していくと、今度はほっとする雰囲気の表紙が目に入りました。
『七十二候の見つけかた』(請求記号:449.34-シライ)
次の出会いを求め、棚を眺めていると、動植物に関するワードがずらり。
『新種の冒険』(請求記号:460-ウイラ)
4:自然科学
今回旅先に選んだのは分類が「4」の棚でした。
この「4」は「自然科学」に関する本が分類されています。自然科学、とだけ聞くとなんだか難しそうに感じるかもしれませんが、今回出会ったような本もいくつも並んでいます。ぜひ食わず嫌いせず、本棚をのぞいてみてください。
また、なんだか定番のコーナーになりつつある当館の本棚紹介ですが、4類にはこのような棚もあります。
ここには4類の中でも医療に関する本がずらりと並んでいます。
それでは今回の旅はこの辺で。
そしてコメントでぜひ、みなさんが本棚で出会った素敵な1冊を教えてください。
皆様からのコメント、切実にお待ちしております。
それではまた、次の旅先でお会いしましょう。