一番は?
たくさんの本棚を旅してきましたが、当館ではどの旅先が一番広い、つまり多くの本棚を占めていると思いますか?
現在一般書架(地図でいうと黄色で塗られている部分です)に並んでいる本の数は、およそ12万冊。棚の数でいうと86棚分あります。
そのうち17棚分を占めているのが今回の旅先です。冊数はおよそ2万冊。全部で10に分類されていることを考えれば、他の分類よりも多くの本が並んでいることがわかります。
果たしてどんな旅先が待っているのか。
さっそく行ってみましょう。
広い旅先には何が待っているのか
と、いうわけで、今回旅をするのはこのあたり。いつもよりも目印の丸も大きくなっています。
たくさん並ぶ本の中からまず手に取ったのはこちら。
『社会をちょっと変えてみた』(請求記号:312.1-コマサ)
次の出会いを求め、どんどん歩いていきます。
『世界はチャレンジにあふれている : 高齢者ケアをめぐるヨーロッパ&中国紀行』(請求記号:369.26-ヤマサ)
さらに棚を見て歩くと、今度は今までの2冊とは雰囲気の違う本が並び始めました。
たくさんの出会いがあるかも
今回の旅先は『3:社会科学』。
さらに選んだ3冊は、詳しい分類をみると『政治』『社会』『風俗習慣・民俗学・民族学』となります。また法律や教育に関する図書もここに分類されます。法律や教育も、われわれの日常生活に身近なもののひとつですね。
言葉だけ聞くと、どんな旅先かぼんやりとしか想像がつかない方も、なんだか難しそうに感じる方もおられるかもしれません。けれど、ここには自分たちにとって身近なことを扱う本がたくさん並んでいます。
たくさんあることが必ずしもいいわけではありませんが、たくさんある分、難しそうな本から、手に取りやすい本まで色んな本に出会える旅先。
ぜひみなさんも、のんびり眺めながら、新しい出会いをしてみませんか?
では今回の旅はこの辺で。