分類をさらに分類したら?
今回は旅先の話からはじめてみます。
行き先は「1:哲学」。
ご存じの方もおられるかもしれませんが、図書を分野ごとに分類する日本十進分類法では、1つの分類をさらに10個の分類に分けています。ちなみにその先も10個に分けられており、分類によってはその先小数点以下にも数字が続いていきます。
つまり、整数部分は百の位まであり、さらに小数部分まで細分化する分類もあるということです。
では、哲学を細分化すると一体それぞれどんな分類になるのでしょう?
一緒に確かめに行ってみましょう。
今回の旅先は「1」
と、いうわけで、今回旅をするのはこのあたり。
まず紹介するのはこの1冊。
『生きるってなんやろか?』(請求記号:104-イシク)
棚を歩いていくと、「110」「120」「130」と哲学に関する本が続きます。そしてたどり着いた「140」の棚にはこんな本が。
『あなたも心理学者!』(請求記号:140.4-レヒシ)
さらに次の棚へと向かうと、
『超図解宗教』(請求記号:160-クラン)
1:哲学
今回の旅先「1:哲学」をさらに細かく見ていくと、「100:哲学」「110:哲学各論」「120:東洋思想」「130:西洋哲学」「140:心理学」「150:倫理学」「160:宗教」「170:神道」「180:仏教」「190:キリスト教」と分類されています。
哲学、という言葉からだけでは思いつかないような旅先もあったのではないでしょうか。
今までの記事では、一番大きな分類をメインに紹介してきましたが、その先には大きな分類からでは思いつかない世界が広がっていることもあります。
この記事をきっかけに、ぜひ過去に訪れた旅先を振り返ってみてはいかがでしょうか。
それではまた次回、最後の旅先でお会いしましょう。