こんにちは。奈良県立図書情報館のヤマです。今年も梅雨がおわり、海や川に行きたくなる季節がきました。そこで、今回のBBBのテーマは「水」です。
日本は海に囲まれ、河川も多くあり、水に恵まれた国といえます。また、日本の年平均降水量は世界平均の約2倍になります。しかし、日本の降水量は季節ごとの変動が激しく、梅雨期と台風期に集中しているため安定した水の確保は難しい環境です。
そこで、当館職員が「水問題」についての本を3冊選んでみました。
水がなくなる日
水と社会 : 水リテラシーを学ぶ8つの扉
水危機を乗り越える! : 砂漠の国イスラエルの驚異のソリューション
さて、BBBの恒例となってきました #連想図です。「水」という連想がしやすいテーマでしたので、色々な言葉が集まりました。なかには、なるほど!となる連想をした言葉もありました。
#連想図
水鏡
四鏡と呼ばれる歴史物語の一つである水鏡ですが、冒頭に奈良のお寺がでてきます。
ここに出てくる竜蓋寺は、明日香村にあります岡寺のことのようです。
当館には、明治10年代の開版とみられる木版一枚墨刷りの岡寺境内図が所蔵されています。
水琴窟
奈良にあります當麻寺塔頭西南院は「花の寺」としてしられており、庭園は江戸初期の池泉回遊式庭園で、水琴窟の趣向が凝らされています。ホームページではこの水琴窟の音が聞けます。
奈良県立図書情報館が所蔵する公文書のなかには、西南院にある三観音の1体十一面観音菩薩の修理について書かれている『大正六年 国宝修理一件 当麻寺西南院 西大寺 高雄寺 新薬師寺』があります。
お水取り
奈良県立図書情報館は、『二月堂お水とり絵図』を所蔵しています。
水の都
今回、Twitterで水の都と思う都市は?というアンケートを①大阪、②東京、③ヴェネツィアの三択で行いました。
結果は・・・・
圧倒的に、ヴェネツィアでした。
ヴェネツィアは、以前「「映画を楽しむ」~BBB 図書情報館web展示~」で紹介したベネチア国際映画祭(Mostra Internazionale d'Arte Cinematografica Venezia)でも有名ですが、やはり水の都としての知名度は高いようです。
また、多くの魅力があるヴェネツィアについてイタリア政府観光局ホームページで次のように伝えています。
YouTubeの「イタリア政府観光局 日本支局公式チャンネル」でもヴェネツィアの魅力を伝えています。
展示の様子
展示している本のリストは、こちらから!
↓
「水」の本、募集します。
もちろん、毎回恒例となった図書の募集もnoteで行います。
みなさんが「水」と聞いて連想する本を、教えてください!
館内の展示コーナーにて紹介させていただきます!
(展示できない場合もあります……そのときは、ごめんなさい!)
例えば、こんな感じに
『大阪天神祭: 上田安彦写真集』上田安彦著
天神祭は火と水の祭典とも呼ばれているから。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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