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誰が撮っても、同じじゃない。~報道写真記者と広告写真家の比較作品展~(セミナーの動画あり)

報道写真記者と広告写真家の比較作品展
「誰が撮っても、同じじゃない。」会場風景


報道写真記者と広告写真家の比較作品展セミナー
「誰が撮っても、同じじゃない。」

「誰が撮っても、同じじゃない。」というテーマでの写真展、
そもそも仕事に「個性」って必要なんでしょうか。
組織や制約の中で仕事するときに、邪魔になるもの?
それとも、プロの仕事には必要不可欠なもの?
パンデミックや紛争や災害・・・これまででは考えられない
ことが起きている、この時代に、写真というメディアは今、
世の中から何が求められているでしょうか。
わたしたちの仕事を、原点に立ち返って、考えてみます。
トークでは、出演者が影響を受けた本などのエピソードも。

(報道写真記者と広告写真家の比較作品展「誰が撮っても、同じじゃない。」チラシより)



写真展「報道写真記者と広告写真家の比較作品展」関連図書展示

報道写真と広告写真。一方は真実を広く世に知らしめるためにあり、他方は企業や商品、サービスを宣伝するために生み出されます。一見すると対極に位置するかのように思われますが、果たしてそうでしょうか。写真は一瞬を切り取って表現する手段です。切り取る対象のどこをクローズアップするか、どんな文脈の中に置くかを少し変えただけでも、その意味や伝わり方は激変します。写っているものはたしかに存在した瞬間のはずなのに、『誰が』『どのように』抽出したかによって、ある指向性を持つのです。
この点に関しては目的が報道であっても広告であっても変わらず、一枚の写真の前に立つとき、私たちは写真家が対象に持つイメージを共有し、その先にあるメッセージを受け取っていることでしょう。

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