秋の足音とともに
猛暑続きだった今年の夏ですが、今ではすっかり肌寒く、冬の足音も聞こえつつあるのではないでしょうか。今回の旅先は、そんな時期にピッタリだと思う場所を選んでみました。
どうしてピッタリだと思うのか、ぜひ今回紹介する3冊の本から、その理由を考えてみていただければと思います。
それでは前置きはこの辺に、さっそく今回の旅へ。
今回の旅先は
今回はこちら。
訪れてみると、なんだかデザインや色合いからして目を引く本が多い気がします。本のサイズも今までの旅先と比べると、様々なサイズがあるような。
その中で最初に手を取ったのがこちら。
『西欧800年の指輪史』(請求記号:755.3-チヤチ)
『らくご植物園』(請求記号:779.13-アイハ)
ここまで本棚を旅していると、気になる文言を見つけました。
『大型美術書は棚番号93.94にあります』
ためしに93と94の棚へ行ってみると……、
両手で抱えないと持てないような本がずらり。
まさに“大型”という言葉がぴったりです。
その中には例えばこんな本がありました。
『いのちの樹』(請求記号:748-ナイト)
ちなみに、美術書以外の大型本も176、177の棚や70の棚にあります。
一体どんな内容の本が大きな本になっているのか、のぞいてみてください。
○○の秋
今回、私が旅先に選んだのは「7:芸術」の棚でした。
芸術とひとくちに言っても、その中に含まれるものは様々です。
日本十進分類法を見ると、7類をさらに細かく分けた中には「71:彫刻」や「74:写真」、「78:体育・スポーツ」が含まれています。私が旅先で出会った本からも、その幅広さがなんとなく伝わるのではないでしょうか?
芸術の秋。読書の秋。
他にも色んなものに例えられる今の時期、ぜひ新しいものに触れてみませんか。
そしてコメントでぜひ、みなさんが本棚で出会った素敵な1冊を教えてください。
皆様からのコメント、お待ちしております。
それではまた、次の旅先でお会いしましょう。