「いいか 愛と自由とあそびの三つを手に入れたものだけがしんから心おきなくふるまうことができるのだよ」—―100冊ギフト紹介②
見出し画像

「いいか 愛と自由とあそびの三つを手に入れたものだけがしんから心おきなくふるまうことができるのだよ」—―100冊ギフト紹介②

奈良県立図書情報館【公式】

こんにちは、奈良県立図書情報館の藤本です。

2021年12月1日(水)から2022年1月27日(木)まで開催中の、図書展示「100冊ギフト」。

館内にて、当館の職員が2021年に読んだ本の中から、他の人にも読んで欲しい、「おくりたい」と思った本「99冊」を、印象に残った文とともに紹介しています。
そして!100冊目となる、皆さんの「おくりたい本」を大募集中です!

1冊目の「100冊目」ありがとうございます!

タイトルの一文は、12月5日にnoteのコメントにていただいたおすすめ本『サーカス物語』のP.196から。
エンデのストーリーと司修さんの版画の組み合わせがとても素晴らしい」という1冊!
非常に凝った装丁の本です……写真から伝わるでしょうか?表紙に、司さんの版画が型押しされています。

画像6

ご投稿、本当にありがとうございました!

それでは前回に続いて、当館からおくる本をご紹介します。

毎日読みたい365日の広告コピー

画像2

人生は選択の連続だ。些細なことから、一生を左右するような大きなことまで。 自分で選んできたものの積み重ねで わたしの心はできている。わたしのからだはできている。わたしは、わたしらしくいられる。選んできたものが、わたし。
(12月18日のコピー)

いつかたこぶねになる日 : 漢詩の手帖= Un jour pour devenir un argonaute

画像3

 詩はタコと同じく生きものなので、テーマという枷をはめて陳列すればたちまち精彩をうしなうに違いない。そう考え、詩を道具として眺めないよう心がけたところ、かくのごとく不揃いに仕上がった次第です。
 また詩はタコと同じく自由と孤独が好きですが、詩を読む人びともまたそうだろうと思います。そこでわたしはこの本が読者を案内するものではなく、あくまで個人の覚え書きにすぎないことが伝わるように「漢詩の手帖」という傍題をつけることにしました。案内せず、干渉せず、ただ放っておくこと―それはタコがわたしに教えてくれた、あらんかぎりの他者へのもてなしです。
(P.259-260)

賜物/父の蝶(ナボコフ・コレクション)

画像4

「もう彼には決して会うことができないのだ」と、彼は人の言葉の勢いを借りて考えた。しかし、この言葉の小枝も魂を動かすことはできず、ぽきんと折れた。彼は死について考えようとしたが、しかしその代わり実際に考えたのは、まるで脂身のように青白く優しい帯となって左から伸びている雲を浮かべたあの柔らかな空は、色が青でなく薔薇色だったらハムに似ているな、などということだった。
(第5章 P.473)

旅猫リポート

画像5

さあ、行こう。これは僕らの最後の旅だ。最後の旅でたくさん素敵なものを見よう。どれだけ素敵なものが見られるかに僕たちの行く末を賭けよう。7の形の僕のカギしっぽは、通りすがりの素敵なものを全部引っかけてくれるはずだ。
(P.189)

「100冊目」、引き続き大募集中!

100冊目は、皆さんの「おくりたい本」を教えてください!
皆さんからいただいた「100冊目」は随時展示に追加いたします。

画像6

①SNSで投稿する。
 ・奈良県立図書情報館noteの「100冊ギフト」の記事にコメントで教えてください。 
 ・twitter、facebook、instagramで「#100冊ギフト」のハッシュタグをつけて投稿してください。当館の投稿へのリプライでもOKです!
 本の写真だけでも、OKです
 (もし、印象に残っている一文があれば、ページ数と一緒に教えてください。)
②来館して応募用紙に記入する
 ・展示コーナーに応募用紙が置いてあります。記入していただき、ボックスに投函してください。

○当館にない本をおすすめいただいた場合、書影と引用文のみの紹介になります。

応募期間 令和3年12月1日(水)~令和4年1月16日(日)

お待ちしております!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

#読書
#本
#ギフト
#プレゼント
#奈良
#展示
#本の紹介
#公共図書館
#本が好きな人と繋がりたい
#公立図書館
#奈良県立図書情報館
#100冊ギフト

バックナンバーはこちらから。


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!
スキありがとうございます。
奈良県立図書情報館【公式】
ピンチはチャンス!図書館の中で待っているだけではいられない! 「誰か」と「誰か」、「何か」と「誰か」が出会って化学反応を起こす場を目指して、司書がカウンターを飛び出す。「館」という空間にとらわれず、たくさんの人と、つながりたい!ともに学びたい!奈良県立図書情報館の挑戦がはじまる。